酵素という言葉をよく聞くようになりました。酵素ドリンク、酵素ダイエット・・・

このサイトでは低速ジューサーについてのサイトですが、高速ジューサーは摩擦熱が発生して酵素が壊れるよ~というのは低速ジューサーの売り文句だ!という見方もあります。

酵素を摂っても意味ない説の理由には次の3つがあります。

【酵素を摂るのは意味ない説】
・酵素はタンパク質だから胃酸で分解する
・酵素は胃酸で死ぬから意味ない
・ジューサーは高速も低速も関係なし!

では、このひとつひとつについてみていきましょう。

酵素を摂っても意味ない?ひとつひとつ解析

酵素はタンパク質だから胃酸で分解する説

酵素は「タンパク質」という殻に包まれた媒介物であり、酵素=タンパク質ではありません。

酵素は単体では行動できないので、タンパク質に身を包んでいるだけです。この誤解をしている方が多いように思います。

酵素はタンパク質とはまったく別の、独自の物質です。このことは栄養学協会の見解とも一致しています。「酵素はタンパク質である」という理解になったのはなぜなのか、そこが不思議でたまりません。
【参考】日本酵素栄養学協会

酵素は胃酸で死ぬから意味ない説

酵素は胃に入ったら胃酸によって死んでしまうので、食べ物から酵素を摂るのは意味がないという説があります。

半分正解、半分誤解といったところでしょうか。

胃酸で死ぬ酵素も確かにありますが、そういった酵素は腸に入った時に、腸のpH6.5で再び蘇って酵素として働くものもあります。

そして、胃酸では死なずに胃酸で働く酵素もあるということ。

酵素と言っていますが、腸の最近と一緒で、実は2万種類があるのをご存知でしょうか?酵素は1種類だけではないんです。色々な働きをする酵素があるので、胃酸で死ぬ酵素もあれば胃酸で逆に活性化する酵素もあります。

現在、世界的に支持されているエドワード・ハウエル博士が発表して明らかになったことは、野生動物が生食オンリー=酵素食で生きているということです。野生動物の食生活については20年以上も前に明らかになっている事実です。

世界的にみて、「酵素は胃酸で死ぬから意味ない」といっている人はほとんどいません。酵素については、日本はある意味遅れているといえるでしょう。

ジューサーは高速も低速も関係なし!説

高速ジューサーは、ある意味大根おろしと同じ原理です。食べ物をすりおろすという動作ですね。

そこからして同じジューサーといえど、食べ物を処理する方法がまったく異なる2種類のマシンということがいえます。高速か低速かで単純に分けてはいけないと思いますが。

すりおろすということは、空気に触れやすくなります。すったそばから酸化が始まります。大根おろしを考えてみても、すりおろした大根はしばらく経つと色が変化してきます。あの現象はまさしく「酸化」なのです。

だから、大根おろしは保存がききませんよね?何日も前にすっておいて保存しておくということができません。食べる前にするのが原則です。時間が経つにつれ風味が落ち、大根の味も失われていきます。

じゃあ、おそばを考えてみてください。おそばをひく時は石臼でゆっくりとひきます。漢方などの薬や薬膳もそうですよね。高速でひいてしまうとおそばの味が落ちるから、ゆっくりとひくことが必要なのです。

コーヒーの豆を挽くのも同じです。ゆっくり挽くと摩擦熱による味の変化が少ないといわれています。「石臼挽きのコーヒー」というのがありますが、まさに低速ジューサーと同じ原理です。

酵素やビタミンに関しては摩擦熱で壊れるという点は色々な説がありますが「摩擦熱によって酸化する」というのは事実です。高速ジューサーと低速ジューサーでは明らかな違いがあるので「意味がない」ということにはなりません。

お客様2

【まとめ】

酵素=タンパク質ではなく、別の物質である。
胃酸で死ぬ酵素、胃酸で活性化する酵素がある。
高速と低速ジューサーはそもそも食材の処理の仕方がまったく違う。すりおろしなのか、石臼式なのか。酸化させないためには石臼式。